文章を2倍速く書くコツ!バックスペース禁止などテクニックを紹介

WEBライターで売り上げが伸びないことから、執筆速度を今より速くしたいという方は多いのではないでしょうか。

 

私も以前までは超遅筆家だったので、その気持ちはよくわかります。

 

結論から申し上げると、文章を速く書きたいのであれば、以下6つのポイントを意識するのがおすすめです。

 

・作業の順番を意識する

・複数案件をまとめてリサーチする

・文章の目的をはっきりとさせる

・時間を決めて作業をする

・PREP法で書く

・バックスペースは使用禁止

 

本記事では執筆速度が遅くて悩んでいるWEBライターに向けて、私自身が効果のあった改善方法を解説していきます。

 

この記事を読めば、今より2倍は執筆速度が速くなるので、ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。

 

記事の執筆速度を把握しよう

早速ですが、質問です。自分の記事の執筆速度がどれくらいか、すぐに答えられますか?

 

ちなみに私の執筆速度は、1時間におよそ2,000文字です。

 

遅いと感じる方もいるかもしれませんが、以前までは1時間に500字程度の超遅筆家だったので大きな進歩でしょう。

 

とはいえ、1時間に2,000字書ける初心者の方はなかなかいないはずです。

 

自らの執筆速度を把握していない方は、次回の記事作成時にどれくらいか測ってみましょう。

 

執筆速度を把握せずに書き続けると、ついダラダラ作業してしまい時間がかかってしまうものです。

 

これからの成長度合の目安にもなるため、1時間にどれくらい書けるのか計測してみてくださいね。

 

文章を速く書くメリット

文章を速くことは、そもそもWEBライターにとってどのようなメリットがあるのでしょうか。

 

おもに挙げられるメリットを3つほどご紹介します。

 

たくさんの案件をこなせる

WEBライターの仕事だけで生計を立てる場合、どれだけ案件をこなせるかは最重要ポイントです。

 

当然、執筆速度を上げれば上げるほど生活費は稼ぎやすくなります。

 

ただ中には、「執筆速度を速くしなくても文字単価を上げればいいじゃないか」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

 

それも、もちろん正解です。しかし文字単価を上げることは初心者ではなかなか難しいという現実があります。

 

ひとつの案件が早く終われば、余裕を持ってスケジュールを組めるようになるのもWEBライターにとっては大きいです。

 

WEBライターはブログ運営や営業の時間も確保する必要があるため、執筆速度を上げることはその点においても重要なのです。

 

文章の完成度が上がる

執筆速度が上がり、記事が早く仕上がれば、その分だけ推敲する時間を増やせます。

 

また納期までに余裕があれば、時間を空けて推敲し直すことも可能です。

 

文章は時間をあけて見直せば、新たな改善点が見えてくることが度々あります。

 

執筆速度を上げることは、間接的に記事の完成度を高くすることにもつながると覚えておきましょう。

 

クライアントからの信頼が得られる

執筆速度が上がり推敲する時間が増えれば、細かいミスが減らせます。

 

特に誤字脱字が多いライターはクライアントの信頼を得にくいので、限りなく0にしたいところです。

 

当然、早めに納品すればほとんどのクライアントから信頼してもらえる存在に近づけます。

 

納期が短い場合は仕方ありませんが、1週間ほど納期がある場合は、前日に納品できるような執筆速度は身につけておくといいでしょう。

 

文章を速く書くための6つのコツ

では文章を速く書くためには、具体的にどのような点に注意する必要があるのでしょうか。

 

ここでは誰もが実践しやすい方法を6つほどご紹介します。

 

作業の順番を意識する

記事を速く書きたいのであれば、作業の順番は必ず意識しなければなりません。

 

まずはおおまかなリサーチをして記事の構成を考えます。

 

見出しができたら再度リサーチし、本文を執筆するための素材を揃えましょう。

 

再度リサーチするときは、キーとなる単語をメモして箇条書きにしておけば、執筆時に役立ちますよ。

 

構成を考えたり、リサーチしたりしながら執筆すると余計な時間がかかるので、作業は順番通りにわけて行うのが得策です。

 

複数案件をまとめてリサーチする

専業WEBライターであれば、複数案件を同時に抱えていることが多いでしょう。

 

過去の私は、複数案件を抱えているのにも関わらず、1件終えたら達成感を感じてしまい、長い休憩を挟んでタイムロスになっていました。

 

私と同じタイプの方は5件の依頼をいただいたら、5件分をまとめて先にリサーチすることをおすすめします。

 

経験上、まとめてリサーチすれば、1件完成しても達成感が少ないため、必然的に2件目以降に取り掛かる速度が早くなります。

 

次の案件を開始するハードルをグッと下げるために、一度にまとめてリサーチする方法を試してみてください。

 

文章の目的をはっきりとさせる

ここまで読まれた方の中には「リサーチの時間がかかりすぎてしまう」という方もいらっしゃるでしょう。

 

そのような方は、執筆前に文章を誰に向けてどのような内容を伝えたいのか明確にする作業を取り入れてみてください。

 

ターゲットを絞ることができれば、リサーチ時間を限りなく減らせるはずです。

 

ターゲットを見えるところにメモして常に意識することで、記事の完成度を向上させる効果も見込めますよ。

 

時間を決めて作業をする

専業WEBライターの場合、1件ごとの案件にかける時間をある程度決めておかなければ生活費が稼げません。

 

とはいえ、完成度が低くなってしまっては意味がないため、一定以上の記事をどれくらいの時間で仕上げられるかを自分で知っておかなければなりません。

 

ただ完成までの時間を把握し、かつ納期に余裕がある場合、ついダラダラ作業してしまうという方も多いかと思います。

 

そのような方はポモドーロ・テクニックを利用して、機械的に作業を進めるといいでしょう。

 

ポモドーロ・テクニックとは、「25分間作業したあと、5分休憩する」というサイクルを繰り返す手法です。

 

4回サイクルを終えたら長めの休憩をとるルールなので、モチベーションを保ちやすく集中力が低下することもありません。

 

執筆速度を上げたい方は、ポモドーロ・テクニックを駆使しながら確実に作業を積み上げていきましょう。

 

PREP法で書く

記事の書き方で悩み、手が止まることが多い方には、「PREP法」での執筆がおすすめです。

 

PREP法とは、伝わりやすい説得力のある文章を執筆する際に便利な型だと思ってください。

 

具体的には、以下4単語の頭文字をとったものと捉えればわかりやすいでしょう。

 

・P:Point(結論)

・R:Reason(理由)

・E:Example(具体例)

・P:Point(結論)

 

PREP法は最初に結論を提示し、その理由を記載したあと、具体例を挙げて結論につなげる手法です。

 

大変便利な型ですが、すべてに当てはめようとすると違和感がでることもあるので注意してくださいね。

 

ただPREP法で考える癖をつけておけば、執筆で手が止まることを防げるはずですよ。

 

バックスペースは使用禁止

執筆速度を速くするために、もっとも重要なポイントは手を止めないことです。

 

「そりゃそうだろ」という声が聞こえてきそうですが、執筆中に誤字脱字などが気になり手が止まる方は非常に多いです。

 

中には手を止めないことが大事だとわかっていても、つい思い悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。

 

そこでおすすめなのが、バックスペースを極力使わないという執筆方法です。

 

もちろん、あとから推敲作業をすること前提ですが、執筆中はバックスペース禁止でとにかく最後まで書き上げるのです。

 

私自身もそうだったのですが、記事の執筆速度が遅い人は、執筆と推敲を同時に行なっている傾向にあります。

 

書いては消してを繰り返すことで余計な時間がかかってしまうのですね。

 

また執筆と推敲の切り替えが頻繁に頭の中で行われるため、その分だけ疲労感も強くなり速度低下につながります。。

 

執筆速度を上げたい方は、文章の順番や誤字脱字を完全に無視して一度最後まで書き上げましょう。

 

構成が組まれていれば、思いつく内容を書ききり、あとからまとめて推敲したほうが効率的です。

 

最初は難しいと思いますが、慣れてくると執筆と推敲が楽しくなってくる感覚も掴めてきますよ。

 

文章を速く書くためには1つの作業に集中することが重要

今回は文章の執筆速度を上げたいWEBライターに向けて、効率化の方法を詳しく解説してきました。

 

文章を速く書きたいのであれば、リサーチや執筆、推敲など、それぞれの工程で1つの作業に集中することが重要です。

 

作業を同時並行で行いがちな方は、これからは心を鬼にして1つの作業に集中してみてください。

 

そうすれば執筆速度は自然と上がり、いつの間にか多くの案件をこなせるようになっているはずですよ。

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